家族としての接し方・できること

あなたの大切な家族がうつ病になったとき、
その方の回復ために、あなたの役割はとても重要です。
ここでは、家族としての患者さんへの接し方と
あなたができることについて紹介します。

家族としてうつ病患者への接し方・できること

お医者さんとの患者さんとの中継役

お医者さんの診察は面談がほとんどです。
そのときに、普段の生活態度や体調など
患者さんがうまく伝えられない場合があります。

そこで、先生との患者さんとの間に入り、
正確なコミュニケーションを取ることで、
診察をスムーズに進められるので、
適切な薬を処方することができます。

また、もらった薬をきちんと飲んでいるか
管理することも、家族の大切な仕事です。

患者さんの話をじっくり聞いてあげる

患者さんは、大きなストレスを受けて
悩みを抱えています。
 

その話をじっくり聞いてあげるだけで、
患者さんは安心します。

 
ただここで重要なのは、患者さんの
言うことを否定しないことです。
それから、患者さんがしゃべりたがらないことは
無理に聞き出そうとしないでください。

じっと、聞いてあげることが大切です。

日常生活を支える

患者さんに、大事なことは休養をとることです。
そのためには、家事などの仕事は家族で
引き受けてあげてください。
薬をきちんと飲んでいるかも、チェックしてください。

また、そのとき嫌な顔やつらそうなところは
患者さんには見せないでくださいね。

自殺のサインを見逃さない

うつ病患者は常に自殺をする危険があります。
口にしなくても、自殺のことを考えています。

刃物やロープや遺書がないかは、常にチェックしてください。
また、高層マンションなどに住んでいる場合は
ベランダのある部屋は患者さんの寝室にはしないでください。

また、自殺の可能性が高いと判断したら、
患者さんに入院してもらうのも有効です。

善吉の場合

善吉の場合、先生との面談の際は、
必ず家族に同行してもらいました。

その方が、第3者の意見も加わるので、
患者さんも先生も安心して面談することができます。

また、家族としても先生に質問しておきたいことも
あるはずですから、家族の方も都合が良いと思います。

善吉のときは、奥さんが
『風邪薬は飲んでも大丈夫ですか?』や
『お酒を飲ましても大丈夫ですか?』など
わからないことを、ここぞとばかりに聞いていました(^▽^;)

わからないことは、先生に聞きましょう>φ(・ω・ )カキカキ

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