ぼくがうつ病を発病するまでの話 2

2006年4月 ぼくは電機メーカーに入社をしました。

第一志望の企業でしたので、たいへんうれしく
希望、情熱、やる気で胸があふれていましました。

入社式では、社長と新入社員全員が1人ずつ
握手していくのですが、その握手がとても力強く
気持ちが高ぶったのを覚えています。

2008年のリーマンショックが起きる前でしたので、
景気も良く企業自体に元気があるときでした。
 

それから、新入社員研修に入るのですが、
ぼくは技術職での入社でしたので、
通常の社会人としての一般知識を学ぶ研修に加え、
技術研修もあり、8月までは新人研修の日々でした。

そして、研修後は配属される部署が発表されます。
ぼくは、回路設計エンジニアを目指していたので
それを実現できる部署の配属を希望していました。

配属前の人事部との面談の際も、
その気持ちを強く伝えました。

・・・・・
 

結果、ぼくはある製品の
ハードウェア設計課に配属されました。

同期でその課に配属されたのは、ぼくだけでした。
同期がいないという、不安も少しありました。

ただ、配属されたのは、ハードウェアの設計課です。
つまり回路の設計ができるんです。

ぼくの希望が叶ったのです。
本当にうれしかったです。

やりたかったことを仕事にできる。夢が叶う。

・・・・・
 

そのときは、何もかもが順調に進んでいると思っていました。

・・・・・
 

ぼくのうつ病発病まであと2年11ヶ月

※この闘病記に登場する人物の名前は
仮名であり、実在する人物ではありません。

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