ぼくがうつ病を発病するまでの話 5

2006年11月 ぼくはある製品設計に関わることになりました

 

このとき、ぼくは通勤手段を電車から自転車に変えていました。

なぜなら、終電の時間までには仕事を
おわらせることができないからです。

出社の時間も早めました。

仕事を効率化するための仕事術関連のビジネス書も
たくさん読み、実践しました。

それでも、終電には間に合わず、
帰る時間だいたい深夜1時くらいでした。
そして、朝は7時には出社します。

 

ここで、少しだけ雑談をさせてください。

ぼくは、この頃は独身で1人暮らしをしていました。
さすがに、深夜1時に帰ってそこから料理をする気には
なれませんので、ぼくの晩御飯はいつもコンビニ弁当でした。

だいたい、その時間にコンビニに行くと、
夜勤の店員さんがいます。そして次の日も朝も
そのコンビニにペットボトルのドリンクを買いに立ち寄るのですが、
昨日の夜勤店員さんと同じ店員さんなんですね。

・・・・

 

要は、その店員さんが働いている時間の内の
わずかな時間しか、ぼくは会社から出られないんです。
家にいる時間なんて、5時間程度だったと思います。

・・・・・

 

ただ、製品設計にたずさわれることもあり、
まだ、やる気はありました。

ただその製品に関しては、既存の製品を改良するだけという
簡単なものでしたので、設計も柏崎さんとぼくの
2人でやることになりました。

杉田課長からは毎日罵声を浴びせられました。

正直とても苦痛でした。

ただ、これも自分が成長するためには、
必要なことだと言い聞かせ、
自分自身を納得させました。

・・・・・

 

幸いその製品の設計は、無事に完了しました。

この頃が、一番仕事が順調に進んでいたと思います。

よい時期でした。

・・・・・

 

ぼくのうつ病発病まであと2年7ヶ月

※この闘病記に登場する人物の名前は
仮名であり、実在する人物ではありません。

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