ぼくがうつ病を発病するまでの話 8

2007年3月 柏崎さんのうつ病が再発しました。

 

柏崎さんがうつ病で休職のため、
出社することができなくなりました。

そのため、これまでぼくと柏崎さんと
2人でやっていた業務をぼく1人でやることになりました。

ぼくはそのとき、入社1年目でした。

・・・・・

 

今までの業務もしんどい面もありましたが、
それからは、それまでの比にならないくらい
しんどかったです。

設計、部品業者との打ち合わせ、試作品の作成、
評価、発表資料作り、量産準備・・・・

次から次へやることがでてきます。

そして杉田課長には、毎日罵声を浴びせられます。

もう、体力的にも、精神的にも限界でした。

 

研究室時代も、それなりに厳しかったですが、
厳しさの質が違いました。

この職場での成果には、自社、関連会社全員の
生活がかかってきます。
もちろん、お客さまにも迷惑がかかります。

そのプレッシャーの中でのハードワークは
本当につらいかったです。

 

このときくらいから、不眠の症状が出始めました。

仕事中に眉間にしわをよせて、
頭を抱えることが、増えました。

残業時間は150時間を超えました。
もちろん無償です。

ラクになりたい、どうしたらラクになれるのかを
考えるようになりました。

ぼくの体重は58Kgになっていました
配属されてから、10kgやせました。

・・・・・

 

2008年1月なんとか製品は完成し、流動開始となりました。

ただ、この業務ではいろいろなことがあり、
素直に喜ぶことができませんでした。

・・・・・

 

もうこの頃には、うつ病の兆候が出ていたのだと思います。

・・・・・

 

ぼくのうつ病発病まであと1年ヶ5月

※この闘病記に登場する人物の名前は
仮名であり、実在する人物ではありません。

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