うつ病の入院治療について
うつ病を治療するために入院をする方は、少なくありません。
ではどのような状態なら、入院をした方が良いのでしょうか?
ここでは、こんな症状なら入院した方が適切という事例を紹介します。
こんな状態なら入院した方が良い
自殺願望が強い場合
自殺願望はうつ病の症状のひとつです。
ただ、それを実行する可能性が高く
家族ではそれを支えきれないとき
命を守るためにも入院が必要です。
死ぬ危険があるのに、
放ってことは、いけないことです、
家庭ではゆっくり休めないとき
うつ病の治療において、
休養はとても大切です。
ただ、お家にまだ幼いお子さんがいたり、
うるさい家族がいる場合、休みたくても
休めない状況があると思います。
その場合、入院して休養した方が良いでしょう。
世話をしてくれる方がいない場合
単身の方で、世話をしてくれる方が
近くにいない場合も入院した方がいいでしょう。
ひとりで生活することは、様々な活動を
しなくてはいけないため負担が大きいですし、
ひとりでいること自体に不安を感じます。
症状がひどいとき
症状がひどい場合、入院することも選択肢のひとつです。
入院すれば、症状にあわせて、
細かく薬を調節することも可能です。
また食欲不振や体力の低下に対しても
すぐに対処してくれます。
善吉の場合
善吉の場合、休めない環境にあったため、
入院をすすめられました。
休めない理由は、会社から頻繁に電話が
かかってくる、家事をしてくれる奥さんに対して
とても気を使うなどです(^▽^;)
気を使うな! \|  ̄ヘ ̄|/_________θ☆( *o*)/ゴホ
ただ、善吉は、外出することが自体が
とてもに苦痛な状態だったということと、
にぎやかな環境がストレスになる状態だったので、
(善吉が入院を勧められた病院は騒がしかったです)
先生、家族と相談して、入院はしないという結論に達しました。
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うつ病、入院、症状2011/03/30 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:うつ病の治療方法
うつ病での通院について
自分がうつ病かと思っても、実際に何科のお医者さんに
診察みてもられば良いのわからない方がたくさんいると思います。
ここでは、何科に通院すれば良いか、
診察ではいったい何をするのかについて紹介します。
うつ病かと思ったら何科を受診すればいいのか?
うつ病かと思ったら、精神科、心療内科、メンタルクリニックなどで
受診してください。
大切なことは、お医者さんが精神科の
先生であるということです。
ただ、あなたが精神科に通うのが初めてなら、精神科へ行くこと自体に
抵抗があるかと思います。
その場合、まずはかかりつけの内科の先生に
診断してもらってください。
実際、うつ病の方でも、まずは内科を受診したという方も多いです。
ただ、その場合必ずかかりつけの先生に、
『もしかして、うつ病ではないでしょうか?』と確認してください。
そう質問しておけば、少しでもうつ病の疑いがあれば、
専門のお医者さんを紹介してくれるはずです。
うつ病の診察時は何をされるの?
うつ病の診察は、担当の先生との面談となります。
初診時の場合、まずは事前にアンケートを書きます。
内容は次のような項目です。
- 過去の病歴
- いつから抑うつな状態が続いているか
- 仕事の内容
そして診察時にもたくさんの質問をされます。
内容は次のような項目です。
- 生活スタイル
- 食欲はあるか
- 眠れているか
- 体の調子はどうか
- 酒、たばこは飲むか
- 抑うつ状態となるきっかけに、思い当たりはあるか
- 日常生活に支障はないか
- 過去に同様な気持ちになったことあるか
- 性欲はあるか
これらの質問については、どうしても答えることが嫌な
質問以外は、全て正直に答えてください。
回答した内容は、先生が診断する基準のひとつとなります。
また、うつ病は、治療期間が長い病気のため、担当の先生と
信頼関係を築くためにも、正直に答えることは必要なことです。
善吉の場合
善吉はBDIテストの結果が43点ということ、
自分でもうつ病の自覚症状があったこと、
奥さんから見てもあきらかにうつ病だったこと、
以上の点から判断して、間違いなく、自分はうつ病と思ってしましたので
初めから心療内科に通院しました。
ちなみに、BDIテストとはうつ病を自己チェックするためのテストです。
心療内科を選択をした理由は、事前予約なしで
診察していただけるところが、そのお医者さんしかいなかったからです。
今から書くことは、重要なポイントです。
大抵の精神科関係の病院では、
診察を受けるために、事前に予約が必要になります。
善吉の経験では、1ヶ月前の事前予約が必要でした。
これが、善吉が早期で専門医に見てもらうことを薦める理由のひとつです。
大抵の精神科関係のお医者さんでは、
診つまり、抑うつ状態がひどいから、
病院に行きたいと思っても、
すぐに診てくれるとは限らないのです。
最近は、当日診察OKのところも増えてきましたので、
探せば見つかる可能性もありますが、抑うつ状態がひどいときに
それは負担の大きな作業になります。
ですから、まだ症状が軽い内に病院を探すこと、
事前に予約することをしておいてください。
予約をしても、行く必要がないなら
キャンセルをすればいいだけですからね(*^-^)
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うつ病、何科、診察内容2011/03/30 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:うつ病の治療方法
うつ病はどうやって治療するの?
うつ病の治療方法は、大きく分けて
3つの柱から成り立ちます。
休養・薬物療法・精神療法の3つです。
ここでは、それぞれについて紹介します。
休養
うつ病になったということは、大きなストレスが
あなたにかかっていたということです。
うつ病を治すためには、そのストレスから
離れなければいけません。
そのための休養です。
仕事がストレスの人は休職してください。
もちろん、金銭的事情などで休職ができなく、
うつ病をかかえながら仕事に取り組む方もいますが、
善吉はゆっくり休養をとっていただきだいです。
お仕事とあなたの命と、どっちが大事なんですか?
あなたの命に決まってます。
うつ病は自殺の危険がとても高い病気なのです。
少しでもはやくそのストレスから離れて、休養をとってください。
どれくらいの休養が必要なのか?
人によってバラバラであり、一概にはいえません。
これは薬と本人との相性もあるので、
専門医の方にもわからないことです。
数ヶ月で回復する人もいれば、
10年以上苦しんでいる人もいます。
ただ、早い段階で回復をしたいのであれば、
うつ病の早期に治療をはじめることが大切です。
あなたは今まで十分がんばったのですから、
ゆっくり休んでください。
薬物療法
うつ病からの回復には、薬による治療がとても有効です。
一般的には、抗うつ薬を使用します。
抗うつ薬とは、抑うつ気分を緩和するため薬です。
飲めばすぐに気持ちが楽になるという訳ではありませんが、
飲み続けることで、徐々に抑うつな気持ちが消えていき、
行動する意欲が沸いてきます
ただ、薬と本人との相性もありますので、
飲んでも全く効果がないという場合も、もちろんあります。
そのため、薬の効果については、お医者に通院のたびに報告し、
薬の量や種類を調整してもらいます。
また、薬との相性により、眠い、だるい、頭が重いなどの
副作用が出る可能性はあります。
ただ、副作用がいやだからといって、薬を飲むのを勝手に
止めることは決してしないでください。
薬の種類、量については、必ず専門医の指示に従いましょう。
精神療法
精神療法とは、何が原因でうつ病になったのか、
自分の考え方や行動にうつ病になる原因があったのか、
生活習慣や環境にうつ病に原因があったのかなど、
自分自身を掘り下げて見つめなおす治療方法です。
精神療法は薬物療法により、うつ病の症状が緩和してきて、
気持ちが落ち着いてきてから、行うのが一般的です。
ただ、精神療法は、自分自身への気持ちに負担もかかるので、
自分では、勝手に始めないでください。
開始する時期は、担当の先生の方が決めてくれます。
ただ、先生によっては精神療法を行わない先生もいらっしゃいます。
精神療法で自分自身を見つめ直すことは
治療だけでなく、再発防止に有効とされています。
(うつ病は再発率のとても高い病気です。)
ですから、できれば精神療法には取り組んでいただきたいです。
担当医が精神療法を実施してくれない場合、
その先生と相談の上、書籍やDVDの教材などで
精神療法に取り組むことをおすすめします。
善吉の場合
善吉は今年で休養期間が3年になります。
それまで、一日も休まず薬を飲み続けていますし、
認知療法という精神療法も行いました。
精神療法については、担当医の承諾を得て、
教材を使用して実施しました。
善吉の先生は、精神療法をしない方でした。
(精神療法は時間が必要なためか、 実施しない先生も多いです)
ちなみに、認知療法についてですが、
善吉は、まずは書籍教材を買ってきて取組みましたが、
まず、本を読むのがものすごいしんどかったです^^;
ヽ(・3・)ノ彡☆ 本なんか、ぽーい
だから、次にDVD教材を買って、そこから認知療法に
取り組みました。
DVDの場合、基本眺めていれば良いので、
書籍で勉強する場合とは、負担の量が全然違いました。
(*´▽`)<みてるだけ~♪
そして、次のステップとしてはじめに買った書籍を
使用して、勉強しました。
善吉の場合このステップで、
無理なく認知療法について勉強できました。
独学で認知療法をする場合は、
DVD教材⇒書籍教材というステップで
取り組むことをお勧めします。
ちなみに、薬の副作用についてですが、善吉の場合
頭がボッーとする、眠気、便秘などありました。
薬は今でも、夕食後に飲んでいますが、
たまに飲み忘れて、寝てしまい、
家族にたたき起こされることあります(;・∀・)
゚・゚*・(゚O゚(☆○=(`◇´*)o オイ飲めやー
(゚Д゚≡゚Д゚)?<えっ何々? (`◇´*)薬飲め
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うつ病、治療方法、精神療法、認知療法2011/03/29 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:うつ病の治療方法